この日は桃山時代から江戸時代の数々の屏風が展示されていたけれど、やはりこれだけの大きさのものは圧巻ですなぁ。大胆な構図の中に繊細な花が描かれていて、しばらくその場から動けなくなるほど。
もちろん、審美眼があるわけではないけれど、こうして時空を超えて当時の人と同じものを見ながら、生活や文化、この作品の前ではどういう景色があったのだろうと思いを馳せる事は楽しい。
2階には中国の青銅器が展示。
三国志が西暦180年頃の話だから、それ以前のものがズラリと並ぶ。その頃の日本はどうだったかと考えるといかに遅れていたかが伺える。
館内を一通り見学した後は裏の庭園に。
ここがもと私邸だったというのが凄い。庭師が何人いただろうとか維持費はどれくらいだとか、野暮な事は考えずただただ緑を楽しむ。
ランチは代官山へ移動してTOM`S SANDWICH
香ばしいベーコンとシャキシャキレタスが焼き立てパンと相まって美味しい。店内には光が差し込んでそれもまた気持ちがいい。ただ、トイレが店から離れているのが難点だなぁ。
食後はCeleb de TOMATOでトマトジュースの飲み比べ。薫寿(ことぶき)という種類のものがウマし!
にわか雨に注意という予報の中、午前中の数分降っただけで後は気持ち良い一日。骨董通りから代官山あたりの気持ち良い街をグルグルとしたけれど、空き店舗や空き地が目立っていたのに加え、ビル広告も減少というのはやはり気になるところ。
『お店のホームページを作る。』
『メルマガを発行して顧客とのパイプ作りをする。』
と言っていたのもいつの頃だろ?ってな時代になってきて、今は、お店が全面に出るよりもそこで働いているスタッフなど、人が全面へ出て、つながる事で集客に結びつける手法も増えてきている。
やはりお店が色々とあった方がこうした街は華やかでいいので、何らか街づくりに貢献できる事は地元もそうだけれど考えてみたいよなぁ。
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