▲ハンズのバイヤーの方と色々と話をしている中で、今後は「ダメ夫をかっこよくする事に喜びを感じる妻」をターゲットにした販売戦略を考えていきたいという話が出た。
先週末は\12,000もするアロハシャツが4枚も売れたという事。購入者は30代から40代の夫婦と、ご主人向けのプレゼントとして購入した奥様との事だ。
また、\20,000ちかくする家庭用プラネタリウムでは、発売当初予測していた購入者は40代50代の男性だったが、結果は同年齢の女性がご主人向けへのプレゼントで購入するケースも多く、半々位の男女比になったという。
熟年離婚という言葉が盛り上がっている中で、そうはなりたくないと感じる夫婦もいるだろう。
商品開発担当者から、40代の男性、20代の女性という年齢をターゲットにした商品開発についての質問が出るケースがあるが、現場の声は大きく異なる。
▲”サイコグラフで「買う気にさせる」心理戦術”という本がある。
商品開発の観点からはなかなか難しい発想なのかもしれないが、顧客の個性と心理状況などの心理特性を読み取り、販売に結び付けていく手法は年齢、性別や職業などの属性から読み取る「デモグラフ」手法が困難な時代においては常に認識しておかなければならないなと思う。
サイコグラフで「買う気にさせる」心理戦術 | |
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