▲脳力トレーナーだったか、、、任天堂DSのソフトのCMに松嶋菜々子が起用され、年末にそのソフトはもちろんの事、本体までもバカ売れした。そして、どの小売店でも入手困難になり、各オークションでは高値が付くというお化け商品になった。
その現象は今でも続いている
任天堂が先日に開催したE3 2006 Media Briefingで、社長はこう話す。
▲一方11月にPS3を発売するSONY。
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▲機能面の違いではブルトゥースである事やLinuxがOSとして採用されている事みたいだけれど、何よりもへぇーと思うのはどちらの機種もオンラインである事を主にしている事だ。
ハードディスクを意識する事なく、ネットワークによって常に最新の状態を維持するという事だ。
しかし、どちらにも共通しているこの事が、両社からのセリフによって微妙に異なってくる。
▲任天堂はゲームというものに主眼を置いている一方でSCEはプレイステーションというよりワークステーション的発想に近い。値段も倍近くPS3がする事もあって、多くの消費者は概ねwii支持になっているけれど、あくまでもゲームを主にした時の比較だ。
ホームサーバーから広がるSONYワールド的発想が根本にあるSCE。
▲こうした情報に触れる度に当時インターネットが普及し始めた96年にバンダイが発売したピピンアットマーク の失敗を思い出す。
この失敗の原因は、「消費者の標準を見誤った事」だと思っている。
PCの普及率もまだまだの時代。会社にはようやく、一人一台のPCが配布されるかされないかという様な頃。TV番組ではインターネットを取り上げるよりも、「あなたはパソコン使えますか」という内容の方が多かった。多くの消費者、世のお父さん世代はワープロ位できなくちゃという段階。
時代の先見は間違いなかった。しかし、消費者がそこまで追いついていなかった。
▲ゲ-ム、ワークステーション・・・両機種を単純比較は出来ないが、消費者が比較するのはゲームの内容であって、PS3が作る、もしくはそうなるであろう環境では無い。
結果、ゲームユーザーというターゲットを明確にしている任天堂は、ゲームソフトラインナップ、戦略、機能面で大きな違いが出ない限り勝利する事になるんだと思う。
▲ところで、僕自身は、メタルギアソリッド の1作目からのファン。PS3には最新作も登場するとあって、ブルートゥースだろうが何だろうが、どうでもよかったりするんだけれど・・・。σ(^_^;)
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