人が「新発見」をさせてくれる

▲不思議なタイトルの不思議な漫画がある。絵も見ずらいし、セリフも何だか分からないし、読んでいてかなり苦痛だと思ったのが一度目。ただ、不思議と嫌な気持ちはなく、独特の世界観の中に実にシンプルなものが描かれているのではという気がしてきて、もう一度読み返したくなる。

時間を見つけて二度読みをし始めているけれど、毎度違ったものが見えてくる不思議な漫画です。

鉄コン筋クリート (1)
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▲自分一人では決して手に取る事は無い作品。自分には好みもあるし、好きな書き方というものもある。どんな作品もそれを手に取る「理由」が無ければ、読む事はない。

amazonのレビューを読めば、それがかなり評価が高いものだという事で、読もうかなと思うのかもしれないけれど、この作品のページに行かなければ、そしてそのページに行くために、「どういう作品だろう？」という気持ちにさせなければ、その評価を知る事は出来ない。

人がいるから「新発見」がある。人がいるから「気づき」がある。

この「新発見」は現在のレビューやblogのレコメンドでは得る事が難しい。この辺をどう解決していくのか。こんなサービスも少しずつ立ち上がってくる事は間違いない。