▲食べながら話した事は「誇れるような組織とは」について。
その話の中で、①稼ぐ仕組みを作る事が大切②個人のスキルより、ビジョンの共有が大切だという事を話た。どこの会社でもあるビジョンだけれども、このビジョンは社員一人一人が勇気付けられ、気づかされ、悩んだ時はビジョンを基に判断できるようなものでなければならないと思う。
さて、ビジョン共有の大切さについてはワタミ社長がハラオチする事を書いている。
仕事が出来る奴よりも理念をきちんとハラオチさせてくれている奴の方が大切。だから、CEOは理念の伝道者であり、利益よりまずは理念を伝えなくてはいけない。
▲話はちょっと変わって、厚生労働省九州厚生局の前局長が大阪の社会福祉法人から資金提供を受けていた話。
もともと、子供の未来という免罪符の前に「行政」「利権」という言葉がついてまわる保育業界にいる僕は同じような問題点は既に見てきていたので、まぁこんなものかという印象。
ネット検索でもいいし、もし、手元に社福のパンフレットがあれば、詳細を見てみると今回の社福同様、その多くが複数施設を運営している事に驚くと思う。
そして、莫大な助成金を得ている。
国民一人一人の税金も、子供の未来という免罪符の前に、本来目的とは全く異なる使われ方、つまり高級車に化けたり、家に化けたりしているケースがある。
舛添さんは退職金返納を検討はしているようだけれども、返納してもらっても、そもそも社福を運営してきた方々も毒饅頭を食べてきた訳だから、こうした制度そのものを見直さなければならない。そしてこんな事は以前から指摘されているのに、そこには多くの利権者が群がっている為になかなか進展しなかった。
何とかしようと検討しているうち、メディアが忘れ、国民が忘れ、担当者も異動し、大臣も変わった。こうした世界に身を置いている以上、国に頼らず僕は言い続けなければならないと思っているけれど、一人一人国民の認識が変わっていくのが大切。
一人でも多く、blogなどのツールから変わっていってもらえたら幸い。
▲そして、市役所、官、いわゆる行政の職員の方にも、何を目的に、どういう役割期待をもって日々業務をしているのだろうか考えてもらいたい。事件が起きて気づかされるのではなく、まず「個」に立ち返って、自分の理念などしっかりと見定めてもらいたい。
ちなみに、「もう、国には頼らない」というコラム。本の要約的なんでしょうけれど、とても良いメッセージです。
コメント