思い出の扇子

▲もう9月も終わりだなぁと慌てて先日亡くなられた瀬島 龍三氏がモデルとされている本を読み始めた。実は年初に読破しようと思っていた一冊。

不毛地帯 (1)
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僕のblogは主に食と書籍、遊びがメイン。こうして色々と書いていると、薦められる本もあって、そっちも読みたいよなぁと思いつつなかなか手が回らなかったりする。

そんな時にいつも思い出すのは当時の会社に居たとある方。

6時頃には出社していた当時、その方も相当に早く会社には出ていらして、会う度に「これ面白いよ」とかなり分厚い本を手渡される。すると翌朝には「どうだった？」と感想を求められる。

間違いなく自分の中で大きな影響を与えてくれた一人。直接の上司になった事は無いけれども滅茶苦茶思い出のある方。

最終出社日、個別に送別会を開いてくれた時に頂いた扇子は今でも机の上に置いてある。今では大分弱ってきたその扇子を使う度、その方に戒められている様な緊張感ある風が頬をなでる。

本来の扇子としては機能していなかったりして（笑）。

▲夜は浅草　とよしま。「うえっへっへっへ」と笑う親父さんと家族の会話が楽しいお店。

雷門からも近く、食事も美味しく好きなお店の一つ。3歳になったというお孫さんの写真を見ながら、四方山話。女将さんとコウちゃんと親父さんの会話に滅茶苦茶癒されます。