いい比較対象施設が消える

うちの保育園の下の階に24時間の託児所が出来たのは何年前だったろう。

出来た当時は、かなりお客さんが流れるかなと思っていたんだけれども、ふたを開けてみればかなり劣悪な施設である事が分かり、ほとんど影響もなかった。

見学に来られた方には

「ここがやっている事を当たり前だと思わないでもらいたい。認可、無認可関わらず良いも悪いも沢山ある。だから、必ず複数の施設を見て入園を判断して頂きたい。」

と逆に良い比較対象としてどんどんそちらを紹介していた。

その園が今週一杯で閉園すると責任者から会員の方々に通知が届いたのは火曜だったという。

うちとは全く異なるタイプで、周囲からはかなり評判の悪かった施設。その具体的内容を挙げればキリが無く、子供をほったらかしにするというのは当たり前のこと。

確かに、料金は安かったろうし、時間も遅くまでやっていたから、使い勝手も良かったんだろう。

うちを見学してそちらの園を選んだ方の中には病院に勤めている関係から時間が合わずいやいや預けた方もいらっしゃった。

無くなるという事で急に増えた問合せ。

困っている方には手を差し伸べてあげたい。しかし、仕方ないから預けるという姿勢、つまりそこが無くならないのであれば今まで通り、保育をしない施設でも預けていこうという考えの方は断っていこう。

うちの保育内容に納得し、ここなら安心して子供を任せると信じて預けてくれている会員の方々と子供達が集まったうちの園。

負のパワーは不要だ。