若者、シニア、そしてファミリーに見られる変化などを基に2015年にあるであろう変化を描いている。
ネット技術の進化により「常時つながっている」事が当たり前になる時代に見える消費者像の捉え方、未婚者増加による社会の変化など興味深い記述が多く良著。
で、選挙もあるので仕方ないのかもしれないけれど、ウームと思ってしまった事。
2006年度の医療費は33兆円で一人あたり26万円。これを年齢で見ると65歳未満の方は16万円だけれど、65歳以上になると64万円にもなるそうです。
65歳以上の方は2005年は全人口の20%だったものが15年後には26%になる。
現在の医療保険制度では賄いきれないという制度議論も確かに必要だけれど、一方で一人一人が健康管理に気をつけようという制度を整備する事も考えてもらえたらなぁと日ごろから思う。
「やってやろうじゃないか!」って元気を与えてくれるような制度。
実際、65歳の方でもほとんど医者に行かないという方は多い。もちろん体質もあるかもしれないけれど、中にはジムなどへ通い、規則正しい生活をこころがけ健康管理をしている方もいらっしゃる。
出来るだけそうした医療保険のお世話にならない努力をしている方には政府補助、税金の優遇措置などがあってもいいんじゃないかっていつも思うんですよねぇ。
自転車通勤している方なんても同様。
駐輪場に止めると駐車場同様にお金を取られるけれど、健康の為に、そして環境の為にもなる事なんだから、無料でいいのに・・・
課題を挙げればキリがないけれど、問題点ばかりを言うのでなくまずはそうした政策を掲げる政党があっても良いな。
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