今回の龍馬伝では、吉田松陰の熱い想いにも心打たれたけど、そのインパクトが強すぎて今になってようやくハッとした千葉道場に戻る龍馬が語る言葉。
黒船を前に、既に刀の時代は終わりを悟り、何のための剣術修行か分からなくなったと飛び出した千葉道場。
吉田松陰の「君のやるべき事は己の心に有る」という言葉に、刀を道具だと思っていた事、そして、己の心こそが、つまり坂本龍馬という人間そのものが問題だった気づき心機一転、一から修行を始める。
刀はあくまでも手段だと・・・。
その手段を目的と履き違えてしまう事が良くある。
きちんとした海図をもとに突き進み、予測できる困難に対する対策もきちんと準備する。んっ待てよ、天気はどうだ?他の船に出会ったら?海の生物は?考えれば考える程に何のための出航かも見えなくなる。
出航しなければ何も始まらないのに。
最後に剣で黒船に立ち向かえるのか?と質問する定吉に黒船に通用するかどうかは坂本龍馬という人間の問題だと答えるシーンはキタなぁ。
少しずつ色男龍馬にも慣れてきたぞ。
「同感(^-^)」
この日は久々にお休みし観てましたよ。私もきちゃいました{笑。次の日も次の日もあのシーンの台詞が頭から忘れられずに何を思ったか!哲学「刃を研ぐ」へと発展!!温泉にでも入って深く浸りたい物語でした◎
投稿情報: 桜 | 2010年2 月21日 (日) 19:24