市に対して、現在の育児父母向け助成金増額を求めるべく会員さんに署名をお願いしている。
育児父母でさえも意外に知らない方が多いんだけれど、保育園は大きく認可保育所と認可外保育所の二つに分かれている。
国が”認めたところ”と”認めていないところ”という分類。
各市町村によっても違うけれど、船橋市にある認可保育所の場合、0歳児一人を預かると20万円以上の経費がかかるとされ、児童一人あたり月に15万円~18万円の経費が行政から支出されている(20年度)。
一方、認可外保育所を利用する場合、0~2歳児の保護者を対象に月22,000円の補助金が出るだけだ。
ところで、うちの園は船橋市。
お隣習志野市から通っている人は習志野市内の認可外保育所であれば助成金の対象となるけれど、船橋市にあるうちの園に預けている場合は習志野市から助成金は出ない。
それでもうちを選択してもらえている。(選んでよかったともっと満足してもらおう!)
こうした事を含め、少子化対策が急務とされている中、未来を創造する子供を育て、税金を支払っているにも関わらず、認可認可外だけでどうしてこうも差別が起きているのか?
”利権”がその大きな要因である事は言うまでもない。
どうせ何も変わらないと自分のスタイルだけを追求すればいいのかもしれないが、できる事はやってみようと思う。
国には参入障壁を低くして自由競争を促す事だと思う。
そして、もう一つ忘れちゃいけないのは、制度だけでなく、認可外保育所の意識の問題。
関係者の集まりに出ると認可の受け皿となっているだとか、保育所に対して助成金が出ないからとちょっと後ろ向きになっている方が多い。
無料でもいいから、うちがやっているサービスについて色々シェアしていく場を創るといっても消極的な方が多い。
認可じゃないしとふて腐れていても何も変わらないなら、自分たちにしかできない事を追求するべきだし、育児父母に選択される園を目指すべきだ。
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