早朝6時に自宅を出発し、ガラガラの東名高速を走り抜け向かった沼津漁港にある丸天。
新鮮な魚の定食が1,300円程度、かつボリューム満点でご飯もおかわり自由とあってかなり良心的。
でも、このお店の本当の魅力は、実は料理ではなく、ここで働く女性だと言っても過言ではないと思う。
元気な声に思わず笑ってしまう会話に店は活気を帯び自然と食欲がわいてくる。
そんな会話をBGMに大型金目の煮つけ定食に刺身定食を注文。早速運ばれてきた甘辛濃厚醤油たれに付け込まれた金目、そして、新鮮お刺身がご飯と合って最高に美味い。
素晴らしいスタートを切って向かうは今日の宿泊地下田。
途中、『なんか滝があるし見てみようか』と無計画そのままに浄蓮の滝へ。
事前知識もなく見たそれは、雄大というよりはひっそりと山中にある幻想的な滝。
近くには一羽の鳥が滝壺に落ちる魚を待っているのかじっとしている。
調べてみると日本の滝100選にもなっているという有名な滝らしい。無計画とはいえ、結果的には良いものが見られた~。
次に向かったのはこれまた勢いで決めた石廊崎。
カーナビで「いしろうざき」と入れても出てこない。彼女が操作してくれて見つかったから良かったけれど、「いろうざき」と読むんだぁ。
あー、恥ずかしい・・(^^;)
緩やかな山道を暫く登ると見えてくる海、そして一面の海に青空。もはや、絶景としか言いようがない。
てっぺんには現在閉園しているジャングルパークの残骸が物悲しくあるけれど、このご時世ほっておくしかない。ただ、個人的には人がワイワイと騒がしい場所よりは静かな場所でこの絶景を見られる方がいいなと思う。
静かな場所と言えば、ブラブラした下田の街はちょっとやばい。
時間は金曜夕方だし、多少仕方ない事はあるにしても、週末も活気がないんだろうなと思わざるを得ないひっそりとした商店街。龍馬伝効果もあるだろうし、もうちょっとにぎわっているんでは?と思っていただけに本当に寂しい。
今、こうした観光地で盛り上がっている街ってどこだろうか。ホテルの方に聞けば、この時期はイベントの様なものがなく、2月から混み始めるというけれど、単発でなくリピーターをどう育てるかが課題かぁ。
さて、宿泊したホテルは全室オーシャンビュー。
チェックインした時間はちょうど夕焼けが海に反射してとても綺麗だったので、ベランダに出てビール片手に夕飯までぼんやり。
旅行ってさ、行く相手によって良いも悪いも全く違った想い出になるんだよね。
計画性のない旅行だと相手によってイライラする事だってあるし、何かボタンの掛け違いみたいな事だっておこる。
逆に行く相手が良ければ、実に楽しく充実した時間になるもんだ。
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