清澄白河の駅を降りて現美に向かう途中、あれ?と足をとめた彼女の先にあった石を使ったアート@善徳寺。
”花みずき街角誰でもアーティスト”なるものが催されているこの時期、こうしたアートが街中にあふれているらしい。古い街並みのこの場所でこうしたイベントがある事はとても良い事だ。
震災以降、ガックリ客足の途絶えた現美。
その立地からか新国立を始めとする他の美術館から比べると人出は明らかに異なるものの、こうした取り組みが盛んに行われ街全体の中に浸透しいけば、人も増え街に活気が生まれるはず。
そんな現美は1度だけでなく2度以上同じ企画展を見た方が深く楽しめると思っている。
彼女の一言で今回強く感じた事は、作品として世に送り出されるまでの過程。
何故それを使ったのか、何故この表現なのか、何故ここまで制作時間をかけるのか、何故、何故、何故・・・
情報が限りなく無価値となっている今、流行り言葉となったキュレーションという役割が重視されつつあるけれど、自分自身が取捨選択できるフィルタを持つ事が求められる。
現代美術は二度見る方がいいという持論。
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