週末を利用して日光へ。
佐野藤岡IC近くにある佐野プレミアムアウトレットは意外と近いので、また行ってみようと思うし、ガタガタ杉並木を抜けて行った報徳庵は舗装された道を使って行くより雰囲気あって良いし、大猷院の本殿にいらした住職から聞いた話は強く記憶に残るとても良いへぇ~な話だったし、ホテルのバイキングへ向かう道で見た野生のシカはちょっと感動したけれどバイキングはグダグダだった初日。
翌日の朝食バイキングはなかなかで、展望良いレストランで食べながら遠くに点の様に見えたのは猿だったし、小学校以来となる華厳の滝へ向かう途中にそんな猿軍団が道路に普通に出ていて驚いて、カーナビに映るいろは坂の連続カーブにさらに驚きつつ到着した華厳の滝は意外に小さく見えて、日光江戸村の入場料の高さにも驚いたんだけれど、たまたま寄った小百田舎そばは何だかほのぼのした定食屋さんのような佇まいで良かったし、霧降の滝は遠くて見づらかったけれど、夕飯はなかなか良かった二日目。
東照宮の宝物館は実は穴場だったりするし、女峰山への道はなかなか風情があったし、改めて日光は近いなと思ったし、帰京後に行った恵比須のタイームはかなりお気に入りなお店だった最終日。
日光は謎が多い。
そう思ったら日光の魅力にはまっていると何かで聞いた事がある。さかのぼれば本能寺の変のあたりまでいかないとスッキリしない様な謎が多いところだけれど未だに誰も本当の事は分からない。
知の追求は終わる事が無い。
東照宮にある逆さ柱と同じようなものが大猷院の夜叉門にもあるんだと聞き実際に教えて頂いた。
自分もその歴史に組み込まれるという事を言っていたけれど、正直ハッとさせられるものの見方。
まさに歴史は全ての事がつながっている。
東照宮を見て凄い建造物だと思う事や年号を知る事はただの側面でしかなく、それよりもそこに存在する背景を考える事やそれが現代にどうつながるのかを知る事の方がどれだけ大切か。
大猷院の本殿内部に描かれた狩野探幽 と弟の永真が描いた狛犬は350年もの間、一切の修復の手が加えられていないのだそうだ。
今の日本で作られたもので、300年もの時を経て大切に残されるようなものはあるだろうか?
語り継がれ、未来の教科書に載る事は何だろう?
太い杉を眺めながら未来を考えた。
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