先日、増上寺で見かけたシアトルズベストコーヒー。
レッドオーシャンとも言えるシアトル系コーヒー店に何故今更と思ったんだけれど、スターバックスの街の一部を壊すが如くの多店舗展開に比べ、シアトルズは街と共存繁栄路線があるらしく、米国の消費者は、その企業コンセプトが自身の価値観と合うかどうかによって店を使い分けていると聞いた。
まさに、大量消費時代のどこでもいいんじゃない⇒やっぱり機能、サービスでしょう⇒どれだけ愛されるかでしょう、といった最近の企業ブランディングの流れを実感させらような話。
日本でも東北震災以降、こうした話は増えてきているし、近くの例で言えばvolvicがユニセフとタイアップでやっている1ℓ for 10ℓのキャンペーンの主旨に共感した消費者(私もその一人だけど)がその間、volvicを飲み続けるといった事も当てはまる。
同じ味ならスタッフの応対が気持ち良いお店がいいし、デリバリーピザを食べるならオソロクの様にしっかりとしたコンセプトがあるところにお金を払いたい。
こういう企業コンセプトに賛同する事に因る事で起きる消費の流れは今後も増えていく。
ちなみにマザーハウスの小銭入れを買ったのもそんな理由。
最近のコメント