最後に立ち寄ったのは日本の夕日百選に選ばれたという真玉海岸。
潮が引いている状態で見る事は出来なかったけれど、とっても美しい!
さぁ、別府の夜が近づいてきましたよー。
−−−宿にチェックインした後で一風呂浴びて向かったのは「高麗房」。
店に向かう飲食店が立ち並ぶ商店街も味があるのが別府。
空襲を受けなかった街として、古い建物、小道が迷路の様になっている。こりゃはぐれたら迷子になるな。
そんな道を通り抜けた店はとっても味がある韓国焼肉だ。
韓国料理って、僕の中では限界があるっていうか、なんとなく想像が着いちゃうからあまり行かないジャンルなんだよね。美味しくっても、あまり行こうって気にならないけれど、ここはまた行きたい。
というのも、味より名物だと思うのはここの女将さん。
歯に衣着せぬ言葉でマシンガンの様にしゃべり続ける逞しさと、優しさが溢れている。もう食べられないって程、色んな料理を出してもらって大満足です。
−−−食べ過ぎて辛いお腹を沈めるべく、街をブラブラしながら二次会で向かったのはスナック優子。
深夜まで続いた大宴会に何度も記憶を飛ばしちゃったけれど、とっても楽しい宴。
街の魅力ってのもあるのかな。
昔はもっと凄かったんだろうけれど、ちらほら浴衣族も見えるし、温泉街ってこうでなくちゃって雰囲気がある。
それからもう一つ。
商店街の中にコンビニ、チェーン店が無いんですよ(あるかもしれないけれど、ほとんど見なかった)。観光地なのに、変な呼び込みもいないし、夜の店の案内所みたいなものもあるんだけれど、いやらしさを感じないのが不思議。
−−−観光って難しいよね。でも、それだけまだまだ伸びしろがある業界だなって思う。
大型のショッピングモールが出てきた事で街の魅力は半減、いやそれ以上になくなったよね。同じ作り、同じお店、同じ商品が並ぶ店が全国どこに行ってもある。
地域のユニークな人に会う機会は失われ、街の人々の関係も分断されてしまった。
そこへ、大量の情報を持った観光客が訪れる。街の人以上に、街の事を知り、お店のランキングを知っている。
だから、airbnbみないなサービスが出てきたんだろうけれど、確かに宿泊だけの事を考えると、もしかしたら、これからはホテルってより、ペンションの様な、人と人が近づけたり、コミュニケーションが取れて、自分の居場所が見つけられるような場所の方が面白いのかもしれないな。
そうした事を考えるのに、アートが持つ意味は凄く大きい。
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