お彼岸の墓参りの後で、川村美術館へ。
実は初めての場所だったけれど、入り口までのアプローチが気持ち良いね。
所蔵作品に合わせて部屋を作ったというが11あって、それぞれ趣が異なる空間で作品を楽しむ事ができる。
見たままという作品はあまり好きではなかったんだけど、1635年の作、広つば帽を被った男/レンブラント・ファン・レインの作品は圧倒的。
それほど広くない空間で作品と暫し対峙するわけ。
そうすると、レインはどこの場所から描いただろう、モデルの男はどういう人物だったろう、描かれた場所から外はどう見えたろう、そして、この作品を目に、そして手にしてきた400年近い時間の流れ。。。そんなもんが自分と作品との間に猛烈な圧力で浮かんでくるんだよね。
その圧力をバックグラウンドにある絵は頑なまでに、ひたすらに笑みを浮かべている。
言葉が出ない。
お昼は敷地内にあるレストランでパスタランチ。
1,600円で前菜、パスタ、デザート、コーヒーと、結構良いCPだぜ!
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