そういや、この前、ふとイタリアンが食べたくなり、何年かぶりにカリッシマへ行ってきた。
ほんと、”ふと”なんだよね。
もう何だかんだで10年近くぶりになるだろうから、電話しても向こうも分からないし、こっちも、あれ、ひかるちゃんってこんな声だったっけ?ってな感じだったんだけれど、扉を開けた瞬間にお互い「おおおお!」ってなもんですよ。
ははは、お互い変わっていないねぇ・・・って、僕は結構変わったんじゃないかって思うけれど、ダイジョブかw
以前、店のテーブルの下に潜り込んでいた子どもたちは今や大学生になったというから、子ども達の成長を聞くと改めて時間が流れている事を思い知らさせる。
浅田さんがこの場所に店を出してすぐ位に連れて行ってもらってだから、最初に来たのは何年前だろう。
壁一面にあったワインボトルは無くなって奥の空間は子どもの簡易部屋にしたから雰囲気は当然違うけれど、ところどころに思い出の部分があって、まぁ何より、シェフはずっと大井さんだから味はそのままだしね。
今日からだというムール貝。
ちょっと塩っ辛いスープは相変わらずだけれど、それに冷えた白ワインが合う。
牛テールのリガトーニも、アラビアータも、そうそうこの味だ!
あれから、沢山のイタリア料理を食べて、それなりにお気に入りのお店も出来たけれど、やはり、思い出が沢山詰まったお店で食べる事は、単純に味だけでは比較できないものがある。
それって、ホッピー通りでも言える事。
ここ数年は顕著に観光客相手の店が並ぶようになったから、まぁ、そういうお店が多いのに、どうしても行ってしまうのはそういう理由なんだよね。
一人ぼーっとカウンターに座ってるだけで、子どもの頃に戻れるっていうか。。。
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