▲浅田さんがマドンナにいるXデーが近づいてきた。
仕事として付き合いが始まり、今では友達と呼ばせて頂いている方に連れて行ってもらったのが98年。
ワインを美味いと思い始めたばかりの頃で、ワインはもちろん初めて口にする美味しい料理に大感激した。
▲浅田さんとあまり話をしなかった初めの頃、「どんなワインが好みです?」と聞かれて、今でも一番好きなワインturrigaというイタリア、サルディーニャの王様と言われるワインの名前を口にした。
冗談話も出来る様になったある日、「石井さんにプレゼントがありますよ」と言って、セラーからドーンと出してくれたマグナムのturriga。
「石井さんの特別の日に空けましょう!」
実はこうして文を書いている今も涙が出てくるんだけれど、それを初めて出してくれた時、あまりにも嬉しくて涙した事を覚えている。
その日から、マドンナ=浅田さんという図式が自分の中に出来てしまった。
▲そのワインをマドンナで空ける事はないだろう。
浅田さんは「いつでも持って行きますよ」と話してくれているらしいが、やはり大好きなマドンナで浅田さんと一緒に、大好きな友達と一緒に飲みたいと思っていた。
▲98年当初、僕にとっては辛かった時期。そんな時期から今に到るまでの間、色んな嫌な事、色んな楽しい事、新しい出会い、別れもあって、それを全部吸収してくれた。
いかん、浅田さんのいるマドンナにはあまりにも思い出が多すぎる
▲今後も浅田さんとはいつでも会えるだろう。当時の話を、笑って話もできるだろう。
マドンナがリニューアルオープンした後は、やっぱり美味しいねと笑って食事する事もできるだろう。
でも、そこに浅田さんは居ない。
「これはうまいですよ」と暖かいまなざしでワインを注いでくれる。
そんな浅田さんは居ない。
それが僕にはとてつもなく寂しい事なんだ。
一度しかお会いしたことありませんが、
存在感を感じさせる方ですよね。
投稿情報: やっさん | 2006年8 月21日 (月) 18:36
やっさん<もっと早く紹介できればよかったなぁ。
投稿情報: dbeer | 2006年8 月21日 (月) 23:19