▲最近本を読むスピードが上がってきたと実感する事があって、斜め読みが出来てきたというか、ポイントが分かる様になってきたなと思う時がごくたまにある。
課題図書がいつも数冊あるので小説の様に一冊入魂していてジックリと読み込んでいたのでは追いつかないから結局読み飛ばしていかなければならない。
ベストセラーにもなったレバレッジリーディングでは、1冊を端から端まで読むのでは効率が悪く、「自分にとって重要な記述は2割程度」だと割り切って考えよとある。
まぁその重要な点が本当に2割程度なのか、もっとあるんじゃないかと結局びっしり読み込もうとしてしまう事はあるんだけれど、数冊でもこの2割読みが出来る様になってきたのはgood!
▲ちなみにそんな感じでパッと読んだのが↓の本。読み終わって、マインドマッピングしたら様々な場所で活かせそう。実質170Pほどで電車内で読むには最適。
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「採用」というタイトルがあるので、人事担当向けという印象があるけれども、組織つくりという点でもかなり参考になるエッセンスがある。
「組織・仕組み」がしっかりとしていれば、現在の人材レベルの低下を上向きにさせる事は出来る。一方でどんなに良い素質を持った人間でも悪い組織・仕組みにあっては低下せざるを得ない。
それだけ組織・仕組みは大切で、そこに入る人材レベルが低いものでは組織の事業判断等のスピードが遅くなる。一人一人が良い人材とは何ぞやを理解し、それを目指し、良い組織・仕組みの中で動く。
理想かもしれないし、それが出来たら苦労しないというネガディブな声も聞こえてきそうだけれども、そこを見ていなければ前には進めないし、何の為の会社なのかも分からなくなる。
そんな事書きながら、オレはできない人の部類だなぁと結構凹んだりする本ですが、良著です。
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