情報や教養関連blogとは別に僕が目にするblogがたまたまそうなのか、書かれている内容は圧倒的に前向きな発言をしているものが多い。
言い換えると、それは、自分自身はもとより、閲覧者に対するメッセージでもある。
仕事の愚痴や個人力のなさ等はあっても、マイナスで終わるのではなく、それをいかにプラスにしていくかという形で締めくくったり、常識や良識に関わる事についても同じ様に、それを反面教師としてある意味、前向きな発言となっている。
自分の知らない所で、多少なり人に影響を与える可能性のあるツールでもあるblogが持つ力は大きいと思う。
話はズレルけれど、僕は基本的にblogは自分にとってプラスの事しか書かないし、そういう人が多いと思っている。ただ、それは、飯ネタを書けば「食べてばかりいる」となり、仕事ネタを書けば「仕事人間だ」となったりもする。
つまり本当の自分がなかなか伝わらなかったり、誤解を与えてしまう場合もある。
しかし、長い間書き綴られたblogを読んでいくとその人が持つ本質に近い部分が見えてくる。
はてなの近藤社長が履歴書や一回の面接よりもblogの方がその人を見る事が出来るという様な事を言っていたがその通りだと思う。
今後、企業も積極的にblogを活用する様になってくるだろう。これは、人材採用時の判断材料にもなるし、商品等サービスを伝えるキッカケにもなるからだ。
サービスにはストーリーがあって、そしてストーリーがあるサービスにはブランド価値があり、だからこそ、そのサービスは強い事は誰でも知っている明白な事実。
手元にあるH17.5月総務省が発表したblogの国内利用者数はH19.3月で780万人、そのうちアクティブ利用者は290万人とあるけれど、まだまだ人口の数パーセントだ。(最新情報あったらどなたか送って下さい)
人が外へと情報発信するキッカケを与えてあげればさらにこの数は上がる。そして、2009年頃からは大型TV画面の家庭への浸透と、そのTVがリビングのブロードバンド端末となる。さらには総務省が発表している家庭への光ケーブル接続構想。
こうした時に生まれてくる「新たな市場」。この辺の話はまた今度。
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