ご家族でやっていらっしゃるのでしょうか。恐らく息子さんが料理、奥さん、お母さんがフロアをし切っていらっしゃる家族経営独特の暖かさがあって、ジム帰りに友達と良く通ったお店があります。
お刺身もその他のツマミも結構充実していてこの界隈で考えれば1番自分になじむお店だと思っていて、先日久しぶりに顔を出してみました。
「あら久しぶり」と声をかけてくれたお母さんはいらっしゃいませんでしたが、パートさんかな、働いている方も増えていたので繁盛しているんだろうなと思ったのもつかの間、運ばれてきた料理全てが、あの当時の味はどこへやらというもの。
ふと思った事は、料理されている方はきちんとお客さんの顔が見えているのかという事。
カウンター、もしくはお客さんから調理の方の姿が見えるお店というのは、注文したものを誰が食べるか分かる訳ですし、その時の評価がダイレクトに伝わる。
一方で、何人かのスタッフがいる様なお店では調理場からお客さんの顔が見えないと、例え美味しい料理でも、厨房で働くスタッフは、ただ注文をこなし、料理だけを考えれば良いという事になってしまう様な気がする。
つまり仕事人になりきってしまうのではないかなぁと思うのです。
お客さんをイメージしながら作れる方は問題ないのでしょうが、やはり、作っている方がこちらから見えて、「あなたの」注文した料理を作っているぞ感が伝わるお店が好きだし安心するもんです。
よね?
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