武士の家計簿が映画化される。
江戸時代末期に加賀藩の経理を担っていた猪山直之が藩と自分の家の財政を立て直すべく奔走するという話。徹底的に無駄を省く事で本質は何かが見えてくる映画。(らしい)
武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書) 磯田 道史 新潮社 2003-04-10 売り上げランキング : 202 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「本質」やそれに関連するような言葉を聞く機会が増えている・・・
情報社会の今、必要な情報、不要な情報の見極め、さらには情報の先にあるものを捉える能力が問われている。ヤノマミの話でも書いたけれど食事は生きる為の行為である彼らに対し、僕らは生きる為ではなく空腹感を満たす事が目的だ。
何が目的なのか?何が価値なのか?
ホリエモンのメルマガにあるQAで読者からの登録者数は何名か?の問いに対し、それを知ってどうするの?という回答があった。
不要な情報、必要な情報、、、さらにはその情報の先にある目的は何か?
90年末にgoogleが誕生し、チェスチャンピオンがIBMのスパコンDEEPBLUEに敗れた。先日は困難とされていた将棋ソフトがプロの棋士に勝ってしまった。
情報の価値が限りなく下がる事を示唆し、その一方でクリエイティブな能力が求められる時代への変化が今訪れている。
頭デッカチという言葉があるけれど、ネット網整備によって「デッカチ」に入っている情報は誰でもいつでも取り出せる(Digital Divideの問題はあるけれど)事を意味している。
情報、モノ、全てにおいて本質は何かと問われている時代、こうした映画が出るというのは自然な流れなんだろう。
・・・人の悩みって手に荷物もっているようなものだとリエコさんは言う。
だけど、自身も荷物が重たいものだから、その荷物にfocusしてしまい、余計に荷物を増やしてしまう。相談しても、その部分だけの話になってしまい、同じように荷物を増やしてしまう。
こんな事でもやっぱり本質なんだよなぁと思う・・・な夜。
本質を見抜く力・・・ってググったら結構いろんな本があるのねw
コメント