東京コミュニティスクール訪問。
先日の集まりで市川校長とご挨拶をさせて頂いたのがキッカカケ。実は今回で二度目の訪問だけれども、授業風景を見るのは今回が初めて。
きちんと座っているだとか静かに話を聞いている訳じゃない。
6畳間に座る1人1人が授業の参加者であり、その授業を創り上げていっている。ふと、自分が小さかった頃の周りってこんなんじゃなかったかと懐かしい景色を見ているようにも思える雰囲気。
「おっちゃん」と呼ばれる市川校長が素晴らしいのは、そんな子供達に自分の意見を押し付ける訳じゃなく、皆のアイデアを膨らませていく事、しかも、耳を立て子供の発言に「いいね!」「凄いぞ!」とすぐに反応し、皆を飽きさせる事なく授業にきちんとメリハリをつけて進行できるファシリテーターとしての能力。
ここでは授業の内容は書けないけれども、とてもいい内容。
だから皆がきちんと参加しているし熱心なんだろうし、しかも、今日ここに至るまでのきちんとした積み重ねがある。
既得権益が与えられた保育業界。
いくら訴えても何も変えられないと思っている。認可と認可外の施設の集まりに出ると、あまりにもかけ離れた認可施設側の出席者の意見に辟易とする。
同様に学校教育だって同じで、これは色んな場所で議論されているけれど、何も変わらないと思う。
だからこそ、何も変わらない業界をどうにかしようという事で終わりにするのではなく、自分達が出来る事をとことんやって突き上げていくしかないって話だ。
授業が終わってから市川さんと話をさせて頂きながら、新しい事を思いついたりと、本当に有意義な時間になった。
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