横浜中華街には未だここは美味いという店を知らないんだけれど、お薦めされるがまま謝甜記というお粥で有名だというお店へついていった。
店の入口にはデカデカとオカユと書かれていて、その自信を伺い知る事ができるけれど、注文した鶏粥はその看板に恥じぬ優しく深みのある味。
他にもいくつか種類があって、グループで来ている方は複数注文していた。
他には牡蠣そば、水餃子に小籠包を注文したけれど、まぁお粥専門店という味かな。
実は坦々麺もお薦めなんだそうだ・・・ってもっと早く教えてくれぇぇ。
腹ごなしにそのまま山下公園をテクテクと大さん橋へ。これだけ大きな埠頭も、そしてここに来るのも初めて。夕焼け時などは素晴らしい景観が楽しめるんだろな。
全面ウッドデッキ(一体どの位のパーツで作られているんだろ)だからこその温もりがあって、目的なく歩くだけでも気持ちがいい。
何故かこの日は多くのコスプレな方々が集まっていて撮影会。一体何のキャラクターなのか聞いてみたい症候にかられるけれど聞いたところで分からないか。。あはは
その後は六本木ヒルズの森美術館へ移動して「小谷元彦展:幽体の知覚」。
こういう作品を美術館で見たのは初めてだなぁ。
何だかよくわからない作品は挑発されているような気がして、どういう視点で見ればいいんだろう、作者が訴えたい事や表現したかった事は何だろうと考えてしまう。
さて、全く美術に傾倒していないしARTとは?だなんて語る事は出来ないけれど、する。
まず大前提としてARTって基本的にはOPEN MINDで接するべきだと思うんだけれど、今回のものをそうした気持ちで考えると、ARTって結局作者の表現が形になったものだと思っていて、それをどう受け止めるかって人それぞれだと思うんだよね。
ただ、商業的に考えれば主催者側はできるだけ多くの人が見て喜んでもらえるようなものを展示するだろうし、もちろん作者側だってマーケットが大きいゾーンに語りかけた方がいいわけで、そうすると、今回の様な【僕にとって】分かりにくいものを作品にするartistや、そしてそれを取り上げる主催者の見る人への挑戦といか問いかけにも近いものって何だろうって、、、、うーん、考えすぎなのかな。
ただ、こうした”自分の尺度で測れないものを見る事”ってとても大切だと思うし、定期的に美術館巡りはした方がいいし、この幽体の知覚はちょっとした気付きになった。
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