江戸博や現美に行ったときに教えてもらった”過程を知る・見る・意識する”ってとても大切だと思う。
食事ってとても豊かで素敵な時間だよなと感じるようになったのは実は最近の事だ。
もちろん、今までも美味しいとか楽しいって感じる事はあったけれども、作るに至った過程や時間ってあまり意識されていなかったかなと思う。これって、多くの方が言われて初めて、そんなの分かっているよ、って事になるんだろうけれど、 実際に意識していたか?って言われたら「ん?」ってなると思う。
大量生産によって多くのデザインの価値が下がってしまったように、料理の世界でも機械化が進み、デフレ街道まっしうぐらの今、多くの食事はただの”行為”になっている。
せっかくの美味しい料理に美味いと言う事もなく、極端な事を言えばその作り手の事さえ頭から失われてしまう。 だからこそ、美味しいって感じるその気持ちはとても大切だし、その理由でさえ意味がある事だ。
大げさな事を言えば料理もartも同じ視点が大切。
その見方一つで食事はとても豊かで素敵な時間を感じる事ができる時間になる。だからこそ、しっかりと味わう事が大切なんだ。
最近は男性でも調理をする方が増えているけれど、子供のうちから料理に参加させて、そうした過程を教えて行く事って男女問わず大切だと思うんだよね。
コメント