近所にあった古本屋さんがネットに特化すると店じまいしたんだけれど、どうやらその隣にあるセブン-イレブンが店舗拡大するみたいです。
お菓子にラーメン、アイスクリームと随分PB商品も増えてきたコンビニだけれど、もちろん消費者からすれば安く、便利になった分有難い話だけれど、古くからやっている地場のお店からするとたまったもんじゃない。
最近、ちょっと不気味だなと思うのは、駅の中は活気づいているのに一歩外へ出るとシャッターが増え、風俗などのお店が目立ち、人が少ないという事。
JRの駅から人を出さない戦略は仕方ない事かもしれないけれど、地場商店のお店を紹介したり、ちょっと駅から離れたお店に散歩がてら行ってみようかといった流れを作ってあげる工夫が欲しいところ。
なんでもかんでも自分が自分が!とやっていく結果、数社の巨大企業だけが残り、それ以外の企業はなくなっていく。そして、いくら地場産業が頑張ってもどうにもならないという事になり、新しいものが生まれにくくなり、つまらない社会になっていく。
そんな訳で、地元商店街に店を構えて10年のバーから新店舗出店で相談を受けているんだけれど、提案したのは地場産業にとっても良いモデル。
周りをきちんと巻き込んでいく事で街が発展し、市場が大きくなる事で、自分にも果実が落ちる。
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