DBEER`S DAY

おばあちゃんの一日

祖母の13回忌。

2000年前に作られたという南無阿弥陀仏を聞きながら、一見無意味とも思える所作も含めたその全ては先人が残していってくれたものな訳で、これってやっぱり素敵だし、ちょっと格好良いなって思う。

集まる人もだんだん少なくなり、僅かな面々での法事だったけれど、続けられる限り続けていきたいよね。

 

与えられる時代だから意識して選択する

週末は富士五湖周りをしようと思っていたのだけれど、ちょっと寄ってみようと勝沼の丸藤さんに行ってから、じゃあ本坊酒造はどうだとなり結果的にワイナリー巡り。

最近は安くて美味しい海外のワインも増えて、地元でもかなり品質の高いものが手に入るようになったからこそ、若干割高感があっても、きちんとこだわって作っているところはこれからも応援していきたいと思ってます。

夜は箱根に移動して、丸藤さんで買ったこれを頂きました。ちょっと癖があるというか味が深いくて美味しかった〜。

翌日は箱根散策。

途中、こんな出会いも。（苦手な方もいらっしゃると思うので小さめ画像で）

未だにシーズンになると山に入る猟師の方の話を聞いたんだけれど、野生の鹿は最近不味くなってきているらしい。昔は豊かな山があったけれども、今では餌が食べられず木の皮や人が与えた餌を食べている為にどうしたって味は落ちるんだとか。

離れたところに住む消費者には小さな治水工事など、山を壊す事がジワジワと歪を引き起こしていく。

味は簡単に作れる時代、そして食料輸入大国として何でも手に入る日本。

美味しい、安いと単純に片付けるのではなく、これからも口に入るまでの過程を意識していきたい。

母親とLINE

iPadを渡してから検索やらゲームやらhuluやら色々と使い始めた母親にLINEを教えてあげてから、ちょくちょくメッセージが届く様になった。

照れくさいけれども、こうしてツールをどんどん使いこなしていくのは微笑ましいし、僕にとっても良いところがある。

追われている感があるとはいえ、やはり便利なLINE。

メーラー立ち上げて、アドレス指定して、文章を打つより、名前選んでスタンプ送信ってのは圧倒的に楽ちんだし、間違いなく簡易コミュニケーションの一助になっている。

そう、あくまで一助。

やっぱり人はちゃんと会って目を見て会話をするのが一番楽しいし、人と一緒にいるのに画面見てる人にかなりストレス感じる世代w

便利な時代だからこそ、あえて不便を追求していく事も大事。つまりは人は経験で成長する事が出来るし、思考する事で深化できるんだと思う。

街をダメにしない

近所にあった古本屋さんがネットに特化すると店じまいしたんだけれど、どうやらその隣にあるセブン-イレブンが店舗拡大するみたいです。

お菓子にラーメン、アイスクリームと随分PB商品も増えてきたコンビニだけれど、もちろん消費者からすれば安く、便利になった分有難い話だけれど、古くからやっている地場のお店からするとたまったもんじゃない。

最近、ちょっと不気味だなと思うのは、駅の中は活気づいているのに一歩外へ出るとシャッターが増え、風俗などのお店が目立ち、人が少ないという事。

JRの駅から人を出さない戦略は仕方ない事かもしれないけれど、地場商店のお店を紹介したり、ちょっと駅から離れたお店に散歩がてら行ってみようかといった流れを作ってあげる工夫が欲しいところ。

なんでもかんでも自分が自分が！とやっていく結果、数社の巨大企業だけが残り、それ以外の企業はなくなっていく。そして、いくら地場産業が頑張ってもどうにもならないという事になり、新しいものが生まれにくくなり、つまらない社会になっていく。

そんな訳で、地元商店街に店を構えて10年のバーから新店舗出店で相談を受けているんだけれど、提案したのは地場産業にとっても良いモデル。

周りをきちんと巻き込んでいく事で街が発展し、市場が大きくなる事で、自分にも果実が落ちる。

The more personal, the more universal.

パーソナルになればなるほど、それはユニバーサルになっていくというこの言葉は、教えてもらった時から大切になった言葉になっている。

みんながあぁ言っているから、あの人がそう言っているからと合わせていると個性を失うだけでなく、普遍的なものからはどんどん遠ざかっていく。

対極にあるようでいて、実に本質的。

サービスを考えるときもあちらを立てればこちらが立たずっていうのはしょっちゅうある事で、見極める力ってとても大切。

そんな時に、この事業の本質ってなんだっけ？という問いかけを繰り返すと自然に腹に落ちて方向が見えてくる。

優秀なフォロワー

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80年末に炭鉱で起きた集団セクハラ訴訟を描いた作品。

今とは全く異なる時代背景と炭鉱という特殊な勤務地で孤軍奮闘する女性の姿が描かれているんだけれど、エリン・ブロコビッチをなんとなく思い出させてくれる内容で、熱い気持ちになれる。

最後の最後まで一人で戦い続ける彼女なんだけれど、裁判所で次々に名乗りを挙げる賛同者によって一気に物事が進み始めるシーンを見て、youtubeでみた一人のバカと優秀なフォロワーという動画の事が頭に浮かんだ。

リブログラフも考えてみると僕というアホがいて、フォローしてくれる優秀な仲間がいてくれるからこそだ。

知的野蛮人みたいなものに

何をやっている人？って良く聞かれる。

いや、本当に。。。

民間型の認可外保育園やっていますと言った後、webアプリの話をすると驚かれるのは、多分、保育園に対しての先入観があるんだと思うんだけれど、ちょっと面倒です。

でも、短い人生ならば、自分が面白いと思った事は積極的に関わった方が結果的にバランスが取れるし、それぞれの事業は必ず結びついていく。つまり質が上がると思う思考の持ち主です。

二足のわらじはダメだという意見もあるだろうけれど、24時間の中でみんなどれだけその会社の仕事をしているんだろう。

もちろん、めいいっぱい働いて食べて寝てっていう人もいるだろうけれど、例えば趣味の時間や飲食の時間など結構空き時間ってある訳で、それぞれの時間をケジメをつけて切り分ければいいんじゃないかなって思う。

そんな訳で、これからも何やってるの？って聞かれても、様々な人とつながって、色んな経験をつけて知的野蛮人として走り続けていきたい。