DBEER`S DAY

”とだ”じゃなく”へだ”と読む

宿経営をしている後輩からも聞いた事があるので、良いという評価の裏にある努力を考えてしまう事があるんだけれど、ほんと宿経営って大変だ。

そのホスピタリティをどうやって末端まで伝えていくんだろう？

そのシステムはどうなっているんだろう？

そんな思考ループに陥りそうになるのを美味いご飯と、お風呂が忘れさせてくれる。

今回は行きも帰りも結構渋滞に巻き込まれた旅。  

アレなんだった？にしない

夜は国際フォーラム下のカフェで打合せ。いつもは空いているこの店が今日は復興イベントもあって、満席に近い程の混雑。

ところが、21時頃にはもの凄い勢いで引いてしまい、平常時の様なガラガラ店内になった。

あの混雑はいったい何だったんだろうって位。

 

さて、4年前の3月11日の14時46分。

すごく昔の様な気もするけれど、あの時の事はほんと鮮明に覚えている。あまり覚えていないって人は場所は別にすればあまり居ないんじゃないかな。

揺れた瞬間に何をしたのか、余震で何を考えていたのか、その後のツイートだとか、話した事も覚えている。地震が収まったと思えば原発に計画停電にと、色々と振り回されたけれど、今のところ僕が住居や食事、生活に困ったって訳じゃない。

当然ながら被災地には未だ仮設住宅で暮らしている方がいて、再建に向け東奔西走する方もいる。その裏では復興予算は潤沢にあるから、稼ぐなら東北だと言う方もいる。

一体、国民を含めた世界の善意という予算はどうなったんだろう。人手が足りない。復興は二の次で今だけ金だけ自分だけ主義の輩もわんさかいるだろう中、予算配分も大変な事は想像に難くない。

しかし、どうにかならないかなと思わずにはいられない。

震災直後のCMだったか、人の話だったか、「今、自分が出来る事をやる」というのが耳に残っている。その通りの事しか出来ない訳だけれど、あの騒ぎは何だったんだろう・・・とならないよう、VISIONや社会的影響をしっかりと踏まえつつ、5年目の311を迎えられるよう過ごしていきたい。

地域のお店

名古屋では街中に喫茶店があるけれど、家計調査では一世帯あたり年間にかける喫茶代は一万円超だとか。

どうして喫茶店文化が発展していったのか、いまいち良く分からないんだけれど、大手チェーンが増えるより地場に密着したお店がある事は健全だと思う。

身体の一部になるという事

今年は例年ほど食べていない牡蠣。

と言っても「牡蠣好き」の中ではという事になるのかな。

赤穂から届いたものはAlsaceとの相性も良く、ダースはいけるんじゃないかって程。

いやぁ豊かな時間だわさ。。。

 

街にはあふれんばかりの食べ物やさんがあるけれど、食材カタログを使っているようなお店のものばかり食べていると、あまり気持ちよく食べられないし、そもそもミネラル摂取不足になってしまい、気持よい生活が続けられない。

木を見て森を見ずとは良くいうけれど、安いという表面的な事ばかり注目していると、本物の価値が見いだせなくなってしまう。