ちょっとしたところにも街宣車が駐車していたり、例年に比べてもちょっと物々しい雰囲気かもしれないと思う靖国神社周辺。
無料開放されていた昭和館を見てから神社へ向かうと、参拝にも長い行列が出来ているし、遊就館も人で溢れていた。
特にこの日は国を強く意識する。
戦争、未来、子ども、そして自分、国、地球・・・。
歴史を学ぶという観点では過去を振り返る事はとても大切だと思うし、正しい知識も持っていなければいけないと思う。
しかし、この手の話しになると表面的な知識のぶつかり合いになってしまい、「そうじゃない、実はこうだった」といった、どれだけ情報を持っているかという議論になりがち。
つまり、それは過去を振り返る事が目的になってしまい、結局、未来思考になっていない。つまり、どういう国にしたいよねって話しがすっぽり抜けているんじゃないかと。
こんな国にしたいけれど、その為には何が必要で何が課題なのか、そして自分が出来る事は何か。
そういう事の方の方がとても大切で健全だと思う。
帰りにビールを傾けながら、談話発表後の各政党のコメントやコメンテーターの発言にはうんざりするという話しをしながら、やっぱり、そうした考え方の土台を作り、文化というか、風土を拡げる為に、幼児教育が大切なんだよねって。
言葉を知っているとか、正解を知っているという事よりも、例えば「どうして戦争するの?」「どうして人は死ぬの?」「どうして地球はあるの?」など、今ある知識や情報、言葉を駆使して考えていく思考パターンを作っていく為の行動を起こそうよという事で次の場所へ移動。
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