▶鼓童を聞いた事があるだろうか?
ラインダンスやストンプなど一つの音を大勢が同時に演じる事で全く違う景色が拡がるものはいくつか見てきたけれど、和太鼓を使った舞台は初めてだ。
「混沌」と名付けられた今回の舞台では和太鼓だけでなく様々な楽器を使ったものになっているけれど、どれほどの練習を積んできたのか、演じてるだけですべてが見えてくる。
日本古来より使われてきた和太鼓、そして欧米から伝わるドラムセット、さらに中国の楊琴などが組み合わさり新しい音が聞こえてくる様は、混沌という事になるのだろう。
▶その後、タケヤで買い物をして大井町にSがオープンさせた店へ顔を出す。
店作りから写真では見てきたけれども、ここまで自分で作ったのかと思うとちょっと感動する程の完成度。
いろいろな店が出ては消えていく中で、きちんとしたお酒と時間が過ごせる店はなかなか無い。
というより、僕も含めて人々が今お店に求めている事って、味じゃない。それより、仕事帰りに非日常的な時間を過ごせたり、お店の方々と話しをする事でリセットされる、そんな時間に価値を感じるからこそお金を払う訳で、そこを勘違いして安くて美味ければ良いといったお店が出たり消えたりしている。
そして、それは、本屋でも、どこでも同じような現象があるように感じる。
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