「海外ではBarter for knowledge(BFK)やskillsbarterのような、知識やスキルを交換するってサービスが結構良いみたいね」
ってな話しが先日のまちづくりmtgで出て、確かにバーターって発想は良いよなぁって思っている。
2006年頃に知識販売サービスの立ち上げに関わって、その頃もOKWAVEやALL ABOUTみたいなものはあったし、それからも、個人の知識にフォーカスしたサービスは出てはきている。知らないだけかもしれないけれど、未だ、ピンとくるものって出てないなって思うんだよね。
まぁ、これは「私が人に教えるだなんて」という一歩下がる文化にも関係があるかもしれないし、どこぞの認証機関が証明してくれないと、その知識の価値が分からないって事なのかもしれない。(だから、QAレベルに留まってしまう)
BFKで面白いなって思ったのが、知識とモノ、例えば、税理士が知らない税務調査対応を教える代わりに米を買ってきてみたいなやり取りも結構多いって事だ。
つまり、モノやサービスを買ったり、受けるにはお金だけでなくなっているし、お金が消えるって事は無いにしても、お金の形は姿を変え始めている。
だから、価値って何かを本当に問われる時代がやってくるという事なんじゃないかと。
リーダー論においても、強力に牽引していくのではなく、何をすべきか、何処へ向かうべきか、それは何故かを考えさせる役割、つまりさ、価値って何だよ?を考えさせてくれる人が注目されているけれど、やはりそういう時代だし、啓蒙思想2.0/ジョセフ・ヒュース的に言うなら失われた正気を取り戻すって事なんかなと。
・・・話しは変わるけれど、昨年取り組んだ社内改革が難航し、思うような形に出来なかった事をさてどうするべきかと考えてきた。んで、結局のところVISIONはそのままに小さい成果を積み上げていくしかないのだなと思ってる。
何で話しが変わったかというと、そんな事を書きながらふとHBRの「ピクサーで学んだ創造的チームのつくり方」ってのを思い出したから(ちなみに公開期限は1ヶ月間)。
そこにリーダーに必要な3つの事①VISIONを共有する②興味を持つ③想像力を働かせてコミュニケーションを取る」とあるんだけれど、結構大切だなって思ったのは②の相手に興味を持つって事なんだよね。
だから、スタッフ一人ひとりをしっかり観察し、彼らの価値観を可視化させつつ、成果を積み上げさせる事が大切なのかなと。
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