『デザイン』って言葉が好きで、話の中でちょくちょく使う事もあるんだけれど、じゃデザインって何だっていつも漠然と考えていました。
ケースケさんのblogを読んでいたら、読み返したくなって、この本をパラ読み。ちなみに、本の読み返しって新しい発見や思い違いの発見などなどあって、とても良いです。
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イタリアというと、車からファッション、絵画に至るまで「デザインの国」というイメージがあるけれど、イタリアにはまともなデザイン学校が一つもないらしい。
それなのに、なぜにデザインが際立っているかというと、それは、個人というものを重視してそれぞれのアイデアや権限を尊重してきたので、ある人の考えがそのまま製品に伝わり易いという事が言えると著者は言う。
高度発展期以降、町の工場は大きくなり組織へと姿を変えてきた日本。
いつの頃からか、技術、そして機能を追求し(それはとても素晴らしい事)、大量生産、コストダウン・・・そして技術の日本になった。
電気屋さん巡りをしていると機能面で際立っているアイテムは多いものの、デザインという意味においてはあまり心くすぐられるものはない。
先日のバレンタインの日、『あの夫婦(笑)』とドライブへ出かけた時、車窓からの写真が撮りたくて数十枚撮りまくったんだけれど、ガイヤの夜明けで日産からそんな機能が搭載された車が出るとか出ないとかってやっていた。(途中からだったので詳細不明)
このアイテムも機能はいいけれど、正直、デザインって面からは・・・うーんってところ。
諸々、点だった事が、『デザインにできること。』というケースケさんの言葉でパーッと繋がった感があって、この言葉、とても深かったなぁ。
今回、本を読み返してオオッとなったくだり。
NASAが月に人間を送りこんだ時、プロジェクトの90%が想像の世界だったそうです。月に行ったことのある人もいなければ、そこまで行ける乗り物を開発した人もいなかったのですから当然です。
さて、話は変わってショートムービー。
始めのうちは、「オイオイ嫌味かよ」とか思っていたんだけれど、何だか良いなぁ・・・。
でもさぁ、んな事よりも仕事を思いきり楽しめばいいじゃんね!(と、強がってみる!・・・笑)
ちょっと長いので昼休みにでも。
なんか、ありがとうございます。
うれしいです。
投稿情報: K | 2009年2 月18日 (水) 13:09
「あの夫婦」はやめろ~~~(笑)
投稿情報: 大吉 | 2009年2 月19日 (木) 13:05
K<更新楽しみにしてますねー!
大吉<でも、結構気に好きな言い回しなので、使用許可を!
投稿情報: DBEER | 2009年2 月21日 (土) 00:32