かれこれ20年程前に流行り始めたマウンテンバイクを近所の自転車屋さんから5万円位で購入した。
まだアルミフレームも一般的でない頃、パーツを買って、ギアやサドル、タイヤを変えたり、淡路島を横断したりと結構乗りまわしていた。
それでも、結局1人だし、止める場所に困ったりと自転車そのものの乗る事が無くなってしまった。
そして、最近、エコや健康ブームもあって、結構な値段のバイクを買って遠征したりするなど本格的にはまって「一緒にやろうよ」って友達も増えてきた。
ただ、盗難や駐輪場リスクは相変わらず、というより悪化して、買ってもあまり楽しめなさそうと思っていたら、最近のママチャリはギアもついて結構優れているという事が分かり、一気に自転車熱が盛り上がってきた。
数年前にいいなと思ったのはビアンキのミニベロだけれど、出かけた先々で盗難の事考えたり、自分の行動範囲を想うとママチャリで十分。
そんな時、ドンキホーテも捨てたもんじゃないという事も耳にして、本八幡のMEGAドンキホーテへ。
彼女の自転車はなかなかお洒落だ。しかし、僕の方は全部シルバーでサドルが黒に近いグレーと全くお洒落さは感じられない。それでもまぁ、乗ってしまえば実に乗り易く、どうでも良くなってしまう程、久しぶりの自転車は楽しい。
江戸川の土手を気持ちいい風を感じながらペダルを漕ぎ、向かうは柴又帝釈天。
寅さんシリーズが終わってから、観光客も次第に減ってきているそうだけれど、意外に地味な帝釈天の建造物に使われている彫刻はなかなか見ものだと思うし、これは是非見ておきたいところ。
昼を過ぎ小腹が空いたものの、絶対に観光地で食べるなんて妥協はしたくないと大食い二人が選んだお店が日曜庵。
これが正解!
JAZZが流れる素敵なお洒落な店内で、椅子の座り心地、テーブルの手触り感がとてもいい。まず出されるセンスの良い器に入った蕎麦茶の良い香りから始まり、外に出るまえでとても気持ちいい時間が流れていく。
隣のテーブルに座られた女性はお店に入る時に彼女が声をかけた方なんだけれど、その方が「お先に」と立たれた姿も素敵。
一旦、自宅に戻り自転車を置いてからS宅へ。
慌ただしくも笑顔沢山の素敵な祝日になった。
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