▲認可外保育園の情報交換会に参加したのだけれど、予測される着地点は残念な形になりそう。
国にただ従うだけの市の担当は「まだ全て決まっていない。だからこそ、みなさんの意見を取り入れて・・・」としか言わないだろうし、頭が痛いところ。
9月半ばから市で行われる検討委員会での提言や、利用者およびこれから母親、父親になる広くに現状を知って頂く活動はもちろん、認可外保育園だからこそできる事をきちんとやっていく必要があると思う。
その積み重ねが市内の認可外保育園のブランド向上につながっていく。
・・・・・・・・2005年、人口動態統計を取り始めた89年以来初めて自然増による人口は減少に転じた。
その原因は将来に夢が持てないとか、子育てに不安があるといった事もあるだろうけれど、何か一つをと考えてみると生活が豊かになったからだと思う。
世界を見渡し見ると貧しい村に子どもが多いのは、畑仕事など人手に頼る仕事が多かったり、医療設備が無い為に幼くして亡くなってしまう子どもが多い事や、年金などの制度が無い為にお年寄りの面倒を見るのも自然と子どもの役割になるからだ。
日本では過去、どういう人口の推移を経てきたかを見るのに一般的なデータとしては【わが国の総人口の長期的推移 - 国土交通省】がある。
将来に不安があるという点では、戦時中の方がはるかにそうだったろうけれど、それでも日本の人口は増加をしてきた。
街に一台のテレビは今や一人一台になり、冷蔵庫やエアコンなども含めて、生活はどんどん便利になっていく。核家族化は進み、人とのコミュニティがなくなり、ソーシャル・スキルが無くなり会話や人との接し方が分からない人が増え、周辺ビジネスや関連本も後を絶たない。
環境は変化し、技術は進化を続け、政治も国も経済も変わる。
確実な未来は予測できなくても、考えてみる事が大切だし、保育に関わる人達全員はそうした視点で子供達、家族に伝えていく事を考えていかなければならない。
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