▲名古屋に来たら絶対に食べたいコンパルでトースト玉子サンドをテイクアウトして、あいちトリエンナーレ岡崎会場へ向けて出発!
徳川家康の生誕地としても知られている岡崎。そりゃ、徳川家康にちなんだものが、、、と思いきや、街は右見ても左見てもオカザえもんw
駅ビルの何とも言えない雰囲気がある階段を上って、一つ目の作品。
古い布を使って日本庭園を表現しているこの作品は消費や環境問題などを意味しているのだという。
以前からほとんどテナントも入っていないであろうフロアには唯一ぽつんと古くからあるんだろう”キッチンこも”という店がある。そして周りの壁には当時のテナントの面影が至るところにある。
この場所にあるからこそ考えさせられる作品に、強く時代の移り変わりを感じる。
▲その後、乙川の橋の途中でトリエンナーレ期間中だけやっているツアーの一行と出会う。聞けばツアーは途中参加、途中離脱が自由という事なので、ちょいとお供させて頂く。
歩きながら、ガイドの若い子が「このボランティアを通じて岡崎の色んな事を知って、自慢できる部分を沢山知った」と言っていたのが印象的。
日常になってしまうと、偏った見方しか出来ず、気づかない事って沢山あるもんね。なんか日常がある生活ってある意味随分と損しているのかもしれない。
意識しよう、非日常!
・・・さて、次に向かうは東岡崎に来たら必ず行くべきと有名な”喫茶レストラン丘”。ガイドツアーの途中に組み込まれているってのも凄いけれど、店内に一歩足を踏み入れたらその理由はすぐ理解できる。
他のサイトにも色々と書かれているけれど、個人的には今昔物語が書いてあるメニューが突っ込みどころ満載で大爆笑です。
▲丘でランチを済ませ、岡崎シビコへ向かう。
いくつかある作品の中で、気に入ったのが”Roof”という作品。一面に白いペンキを塗り、屋上の2m位の位置の全面に碁盤の様に細い糸を張り巡らせたもの。
ただ、白に塗り空との境に糸が張り巡らせているだけで、何とも不思議なものに見えてくる。時間や天候によっても大きく表情を変えるのだろうな。
この作品は座る事も出来るんだけれど、「尖ったものがあると割れるので注意して下さい」と盛んに言われるので、皆おっかなびっくり座る姿が面白かったな。
同じ屋上の中で一つ印象に残ったのが、このビルの看板を裏側から見る景色。
意図的なのか、何なのかちょっと考えたけれど、明らかに同じ屋上にあって、この他の部分は全てアート作品として生まれ変わっているのに、この部分だけが、そのままの形として残ってる。
トリエンナーレが終わっても、この景色はこのまま残るんだろうけれど、とても印象に残った景色だった。
▲松本町会場はベロタクシー移動。
歩いた方が早いってスピードだけれど、これとってもいい。トリエンナーレの宣伝だけじゃなく、人々のコミュニケーションを生み出す一翼を担っている。
▲松本町会場では老朽化したり無人化してしまった家屋に作品が展示してある。
この会場で面白かったのは、作品でも何でもなくこの場所そのものにあるように思う。昔華やかだったというこの場所も今では時代に取り残された様にすっかりと活気を失っている事を気にかけた町の方々がもっと多くの人に来てもらいたいとトリエンナーレに参加されたんだそうだ。
トリエンナーレの後、この町に何が残るだろう・・
▲その後、伏見に戻ってアート・ラボでハッタさんと待ち合わせして明日の簡単な打ち合わせ。介添人を受けてくれた潤子さんもやってきて、皆で再びモモガッパ、NAKAYOSHIのコース。
ワイワイと盛り上がり、ゆりちゃんも合流して、今池にある麒麟楼で餃子、ピータン粥、あと多分、ラーメンを2品位頼んだような・・・
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