DBEER`S DAY

週末

▲言葉を無くした人間の交錯をダンス、そして直方体フレームで表現するバベル BABEL(words)。

ダンサーの身体能力の高さも凄いけれど、やはり身体一つ使った表現力は素晴らしい。

何を表現しているのか分からなくなるところもあったけれど、そうして混乱する自分を客観的に捉える事が面白い。

拍手鳴り止まぬスタンディングオベーションに包まれる会場で、何度か見るとその世界観がより深く理解できるんだろうなと思った。

▲ご飯はサルディーニャ島の漁師料理を食べさせてくれる老舗タロスへ。

接客も気持良く料理も手頃で美味しい。

マークシティ近辺でワイガヤで飲みたい時は居心地良いね。

▲〆はDora。

僕の青春の結構なボリュームがここにあるといっても過言で無いかもしれない程、沢山思い出が詰まったお店。

カウンターの端っこに座って、オッサン二人で思い出話しに花を咲かせながらウルウル。使い慣れたマイクでカラオケして久しぶりに深夜まで楽しい時間は続く。

様々な音

急遽思い立って、昼ごはん＠じろえむ。

館山道を降り、田舎道を走って、車も走っていない田畑が拡がる道を抜けて駐車場に車を止めて、店までの道を歩くとふと不思議な感覚に囚われる。

両側に拡がる畑、道を歩く音に反応した様に騒ぎ始める鶏の鳴き声、山の中を風が抜ける音、虫たち・・・。

茅葺屋根の門をくぐり、母屋にある店内に入るとそこはまさに時間が止まっているようなゆったりとそして濃厚な空気漂う空間だ。

お願いしていたコースが運ばれてくると、まず、そのシンプルな内容に一瞬「？」と思う。

しかし、それは一口を入れた瞬間に「！」に変わり、噛みしめるほどに口の中に豊かな味わいがそれこそ波のように寄せては引いていく。

食事の後、ご主人が蓄音機で音楽をかけてくれた。

最新の機械では絶対に聞けない宝物のような贅沢な無駄な音が幾重にも奏でられている。

味は作れる時代にあって、はたして食べる事とは何だろうか？