ネットで「にわか◯◯女子」というファンの実態を知るみたいなバラエティ番組があったのを知ったので、見ました〜。
予想通り、野球を知らない、チームの事も知らないファンばかりを取り上げ、番組内でゲラゲラ笑うという予想通りの内容なわけですよ。
でね、
そういう番組がウケるってのは、やっぱり日本的なのかなぁと残念に思えたので書き留めておきます。
だってさ、
にわかファンがいるから野球が盛り上がったわけだし、売上上がったんだし、そもそもファンを作りたいと思うから、色んなプロモーションをやるのに、いざファンになって何も知らないと「そんな事も知らないのか」という、「にわか」というレッテルを貼って笑いものにする。
そういうのって何だか小さいなっていうか、教育上大きく間違っているなと。
小さい頃からそんな番組があって、親や大人が笑ってる環境に居たら、そんな事を言われないように、色んな「情報」を詰め込まないといけないという気分になるんじゃないかな。だから「情報」が埋まるまで、「隠れ」ファンという位置に自ら身を置いてしまう。
「情報」を持ったら持ったで、何年好きか?いつから知っていたか?とかどうでもいい比較が始まる。
実際、僕の知り合いにもお店や人を「誰が紹介したか?」を滅茶苦茶重んじる方がいるけれど、はぁ?ってなもんですよ。
赤いユニフォームが格好良い
あの選手がイケメンだから
そんな理由でいいじゃんか。
そんなキッカケから、その先にどういう情報を知ってるかとか、何年ファンだとか、どうでも良い訳ですよ。何も知らないけれど、◯◯チームが好きって言われたら、「こういう見方するともっと楽しめるよ」とかさらっとアドバイスできた方がお互いいいじゃんね。
番組を作った大人や番組に出ていた大人は、そこまで考えていないのかもしれないけれど、子供達への影響とか考えると悲しくなる番組だったなぁ。子どもたちには、そういう考えを持たず、きちんと尊重し合える大人になってもらいたいと強く思った次第。
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