DBEER`S DAY

新年会

以前、美食家の友達と焼き鳥屋さん対決をして、白旗を挙げさせられたお店がある。

僕が切ろうと思っていたカードはアクセスも良いし、食べログでは今でも上位にランクされている店。しかし、最初に連れてきてもらった時に感動した塩加減と焼き加減のバランス、さらにこだわりの日本酒やサイドメニューの充実っぷりに加えコスパも最高ときたら、清々しく負けを認めるしかない。

もっと美味い店があるはずだとサイトや人に聞きながらその後もいくつか回ったんだけれど、未だここを超えるお店は無いんだなぁ。

この日は「淡海地鶏の串焼き」がメニューにある。

雄雌の比率にまでこだわりストレスを無くす事で肉の旨味を引き出すというこだわりの養鶏所から仕入れた肉は雄鳥の弾力ある歯ごたえとあっさりとした中にも肉の旨味が詰まっていて全員で美味いとただ唸る。

定番の焼き物から〆のそぼろ丼まで、美味い日本酒を頂きながら、大笑いな新年会はあっという間に過ぎていくのでした。

前橋、また行くと思う

今日が最終日という『アーツ前橋開館記念展　カゼイロノハナ　未来への対話』へ。

東京から新幹線で高崎駅、そこから両毛線に乗り換えて前橋駅と2時間強の道のりだったけれど、結果、行って正解！

まぁそれだけ期待もしていなかったって言えばそうなんだけれど、良い作品がとても多かった。

 

・・・前橋駅を降りるのは初めてだったけれど、駅を降りても人があまり居ない。確かに、この日は冷たい風が吹いていた事もあるだろうけれど、駅前の大通りにはほとんどお店がやっていなく、テナント募集も目立つ。

徒歩10分ほどして目指すアーツ前橋に到着

原発や震災を題材にしたものも展示してあったし、館内も結構広くて見応えがある。映像作品もあったり、さらには今回だけかもしれないけれど、地域アートイベントとして昨年閉店した銭湯、磯部湯というところにも展示があるので行ってみた。

 

真面目に読むとちょっと微笑ましい条例。時代の流れを感じます。

あー、ひとっ風呂浴びたいぞなんて気持ちになる様な場所。

つまり、ここでは作品そのものよりも、元来あった掲示物や建物自体が凄く染みてくる。ケロリンの風呂桶、体重計に蛇口など、幼少期に行った景色が浮かんできて何とも風情があったなぁ。

そういや、行きの電車で一緒だった子が、受付に座っていたのには驚いた。

「あれ！さっきの電車で一緒じゃなかったかな！」とビックリして声をかけたら「ハイ。一緒でした」と、期待を裏切る冷めた回答にちょっと引いたけれど、いい子達だったなぁ。

「スケバン刑事」の頃が懐かしい。

手が届きそうも無い青空に、もしかしたら手が届きそうと思う程の煙突。

偶然見つけたお店なんだけれど、演歌好きでなくても吸い込まれそうな魅力を醸し出しているアツミレコード @ところで、最近は演歌もすんなり耳に入ってくる（たまに泣く）w

・・・帰りは赤羽駅で途中下車。

赤羽と言ったらモツ焼きだけれど、僕にとっては浅草以外にセキネがある貴重な駅。お土産数点購入して帰宅。

野菜の旨味

高くて美味いというより、きちんとした食材をきちんと料理してきちんとお店をやっている、そんなお店を食べ歩くことが大好きだけれど、特に311以降は食材や、口に運ばれるまでの過程を強く意識する様になった。

もはや、味は作れちゃう時代だから、結局、どういう食材なのか？どういう調理をしたかになっちゃうけれど、正直、外食をしていてそこまで考えて食べると息が詰まる。

そんな事を考えていたら浅草のあの店やこの店は行けなくなっちゃう。 

ただ、自宅で食べる以上はそれなりにちゃんとしたものも食べたいと、代表が書いた本を読んで興味を持った久松農園の野菜をお取り寄せした。

同封されていた紙の類を読みながらまずはそのままガブリと口に頬張る。

とっても美味しい！じわじわ〜っと水々しさと野菜の旨味が口一杯に拡がる。

こりゃ、幸せだ。 

実はソフトクリーマーです

オフィス受付前にあるカフェが打ち合わせにかなり良いという噂を聞きつけ、ついでに見てこようと立ち寄ったヒカリエ。

1階にあるザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー。

ソフトクリーム好きとしてまぁどんなものかと冷やかしだったけれど、かなりレベルが高い！

サッパリ濃厚と程よい甘みに食感に良質なコーンと都内で唯一と思っていたソフトクリームの最高峰は”むらからまちから館＠有楽町”と同レベル。

さて、ヒカリエにきたら必ず立ち寄る8階のartスペース。

この日はNHKの人形劇”三国志”でも有名な川本喜八郎の作品が展示されていたりと結構面白い時があるんだけれど、エリアを管理しているのが渋谷区なのでヒカリエとしての情報では出てこない。

何だか凄く損しているような気がする。。。

あっ、ちなみに当初行こうと思ったカフェは期待した程ではなかった。

エスカルゴ

NAKAYOSHIの青田さんが作品＋トークショーをやるというので、「日常／オフレコ展」＠ KAAT 神奈川芸術劇場。

モノの角をヤスリで削り、丸くしていく事で本質を見極め、新しい価値を見出していく作品。展示されていたピアノは塗装からそれこそ、鍵盤一つひとつまで角という角が削られている。

削っていく途中経過や苦労を体験していない、いち鑑賞者である僕がその場で新しい価値が見えたかというと難しいけれど、作品の前に立ち、暫く眺めているとなるほど面白い作品だと思う。

モノだけでなく、こういう作品や、作品を理解しようとする過程は人との出会いや信頼関係づくりにも近いな〜。

▲夜は当初候補だった”はちまん”が満席の為、久しぶりのルル。

全て美味かったけれど、この日、秀逸だったのがエスカルゴのバタークリーム。

エスカルゴを初めて食べたのは、サイゼリアだった。当時「カタツムリだぞ〜」と大人にからかわれながら口にした時、なんて美味いんだと思ってからメニューにあると注文頻度高しの料理。

今まで食べていたのはオリーブオイルにニンニクとシンプルな味付けばかりでバタークリームとの組み合わせは初めて。

一口食べて、目を見開くほどの旨さ！

・・コックさん含めホールスタッフも全員リニューアルしてどんなものかと思っていたけれど、いやぁ、あのコスパたるや恐るべしルルと言わざるを得ない。

金曜日は

▲打ち合わせも多く、営業電話も多い慌ただしい一日。

そんな営業電話で残念だなと思うのは、全く相手の事を理解しないで当てずっぽうと言わざるを得ないような営業の方が多い事。

「webサイトを拝見しました。」

「コピー機が・・」

「芸能人が訪問し。。。」

ちょっと質問すると、途端に無知が露呈される。

僕は原則営業お断りってスタンスじゃないので、ある程度は聞きたいと思っているし、だからこそ、きちんとこちらの事もわかってもらいたい。

上司や先輩がきちんとアドバイスしてくれるなら結構まっとうな商品もあるだろうし、そもそも成長できる若い人達も増えるだろうし、その結果、社会も良くなるよなぁと考えると勿体無いと言わざるを得ない。

大げさかもしれないけれど、企業として存在しているんだから、きちんと社会的責任を考えるべきだ。

▲焼き鳥食べたいなぁと、いつもの店に連絡するも満席。

仕方なく、又聞きした新規開拓の焼き鳥屋さんに向かうも、付き出しからアウト。悪い店じゃないんだけれど、味がなんともぼんやり定まっていない感じが拭えない。

こりゃ、ちょいと不完全燃焼気味だなぁと歩いていると、「ここはもいいって聞きますよ」。

もはや彼が美味いという店はほとんど当てにならない。そして、指差した方向には、古くからそこにあったのにほとんどノーマークだった何とも古びた居酒屋。

もうどうにでもなれ！と店に入ると、ん？もしや？とちょっといい雰囲気が漂っている。綺麗じゃなくて、清潔なお店ってあるけれど、そんな感じっていうのかな。

お刺身のつまの盛り付けにも気が遣われているし、一人で軽く一杯なんて時にはとても良店だなと一応旨い店リスト入りなのでした＠季節料理　東。

初わくい

俺のイタリアン、俺のフレンチ
	坂本孝 商業界 2013-05-17 売り上げランキング : 81 Amazonで詳しく見る by G-Tools

お店の前を通る度に凄い行列。パッと入れるのなら一度は食べてみたいと思っていた「俺のフレンチ」創業者の本を昨年末に読みました。

高級食材をじゃぶじゃぶ買って原価率を上げ、安く提供する事で回転率を上げるという言い方をするとなるほどとなるんだけれど、もともとの発想は美味い料理を安い値段で提供するってだけ。

つまり、やっている事や言っている事は同じでも視点をちょっと変え、数値化、言語化する事で新しいものが出来るんだという点は下手なビジネス本読むよりよっぽど勉強になった。

固定概念に縛られてしまうとブレイクスルーは出来ないし、とことん考え抜かないと視点も切り替えられないんだなぁ。

長い行列を見る度、そこまでして食べたくは無いなぁと思っていたけれど、機会があれば行ってみたい・・・って潜在顧客含めたら、俺のグループ全体の行列の長さったら凄いんだろうな。

▲古巣の後輩とmtg後の飯に誘われ、提案されたのが鉄板焼きのお店。結構良いお店らしいんだけれど、鉄板焼きってどうも苦手なので、僕にとってはそれこそ鉄板のわくい亭を逆提案。

後輩も近所だしね。

以前はお酒の席につくと、つい知人や友達も一緒に騒ぎたくなって、その場にいる者同士が知り合いでなくてもどんどん呼んでいたけれど、最近はすっかりやらなくなったなぁ。

んでも、そんな血は後輩くんがしっかりと受け継いで、気づいたら久しぶりの奴も現れたりと楽しい時間に、ちょっと飲み過ぎましたわ〜.

 

2014年

この仕事を始めてから初めての長いながい正月休みが終わる。

この間、毎日、人と会って食事したり近所をフラフラとしていただけなのに、それなりに充実した休みになった。

別途メモではKPIとして諸々やろうとしている事が具体的にきまっている2014年。

振り返ってみると、311が起きる前に思っていた事は価値観から覆され、それが、2012年、そして2013年になってようやく腹に落ちてきた様な気がする。

昨年末、2013年の棚卸しをしながら、得られた事はなにかというと、それは「継続は力なり」という至ごく当たり前の事。そして継続する為の己のモチベーションの源泉を知る事。

 

関係者には色々と相談に乗ってもらう事も沢山あるけれど、今年もよろしくお願いします！