DBEER`S DAY

夜明けの〜♪

▲毎回行くようにしている「世界報道写真展」。

ニュースでは見られないストレートな写真は思わず目を覆いたくなるし、気分が悪くなるような写真も数多くある。しかし、それが世界で起きている現実だ。

日本は平和なんだというより、いかにしてその平和を守るのか？また日本が世界に対して出来る事は何か？数字やテキストでない緊迫した写真だからこそ僕が出来る事は何かを問われる時間。

▲来年8月から解体作業が始まるオークラにお呼ばれ。

オークラのロビーって広々していて、スタッフの方々も見ていて気持ち良い方ばかり。

さすが老舗ホテルって感じです。

食事はホテル内のスターライトのオーダーバイキング。

@5,000円ちょっとで前菜とご飯と麺に、約50種類の料理が食べ放題。味も悪くないし、何よりリーズナブルだから、お腹いっぱい食べたいって人にはほんとオススメ。

おめでとう

「結婚しました〜」の友達が遊びに来てくれたので仲良しが集まってお祝い@ルイジ。

子供が出来たら大好きなビールが飲めなくなるから嫌だ！とか言ってたのに、実は子供も授かりましたとだと！ほんと、人生なんて分からないものですなぁ〜。

嬉しく幸せな報告に心が気持よく満たされる。

それぞれの近況報告から、話は自然と食の話へ。

ただ、文句ばかり言っても仕方ないから僕らがやれる事をもっと追求していこうと。そして、ただ頑張るというだけでなく、他の事業との組み合わせも考えるなど変化球も出せるようにしていこうなんて話。

▲老舗弁当屋に来る弁当配達ポータルサイトのマージンの話。

45％もするって話に一同、えーッ！ではあるんだけれど、一般的に飲食店の原価率を概ね30％、人件費を20%と考えると、その他の半分を代行するからマージン半分頂戴というのは数字上では分からないでも無い。

しかし、数字だけでは測れない事もたくさんあるとはいえ、結局はそういう市場に飲み込まれるしかないかなって。

大memo）外食レビューサイトは食べログで終わりではなく、その後ももっと信頼できるレビューサイトが欲しいなどニーズが出てきて発展し続けている。顧客のセグメント化をもっとしていく事で、弁当配達事業もまだまだ開拓の余地はある。

▲ファーマーズマーケットに出店する農家の話。

生産者はその販売方法や活かし方が分からない人が多い。地元から大量の食材を持って出てきても確実に売れるかどうか分からない。しかし、ネットを含めた販路拡大なんて分からないから、それなりの手数料払ってでもと考える農家は多い。

大memo）地元に小さくても構わないからちょっとしたマーケットが出てくる事、そして、例えば、農家とジャム作りなど加工業の方とのつながりによって食材の活かし方が出来れば、それが望ましい。 

加えて、消費者ともっと繋がれる仕組みがあれば良い。 

銭湯同好会

石神井公園駅の商店街の先にある豊宏湯。

何度も通っていたのに、ここに入り口があったとは気づかなんだという細い路地を入って、靴をロッカーに入れる。

銭湯の扉は手動で開けるもんだ派の僕としては自動扉は味気ないなぁと思いながら、入ると時代を感じさせてくれる脱衣所の天井とお約束の（これでどこが気持ちよくなるんじゃい！）マッサージチェア。

そして、奥に見えるは富士山！。

雄大って感じはないけれど、やっぱり銭湯に行くと富士山が見たくなるもんです。

湯は熱め。

こりゃ、入れないかもと一瞬思うけれど、思い切って肩までつかると、次第に良い感じになってくる。

嫌いじゃない温度、そして湯船の深さも丁度いい。

多分、熱くて入れないって人の為にあるのかな？サウナもないのに水風呂があるんだけれど、この水風呂が冷たすぎず、しかし決して温くはないって感じでとても気持ちがいい。

身体が体温を維持しようとジワジワと温かくなってくる感じがたまらない。

 ・・・ミーティング後はひとっ風呂って流れができつつあるなw。

なめちゃいけない鋸山

▲鋸山に行っておこうと思いたったので行ってみた。

そもそも、それほど有名な観光地だと思っていなかったし、閑散としているかと思いきや、10時頃に到着した時にはロープウェイ乗り場は結構な行列。

満員のロープウェイにちょっと緊張しつつ、5分程で頂上に到着。ガスがかかっているとはいえ、なかなかの眺め。

地図を見ると百尺観音だの、大仏だのと周辺に色々とあるし、せっかくだからグルっと周ってみるかと軽い気持で歩き始めたんだけれど、これがまた結構な勾配。山登りになれていないと結構ハードです。

そんな気持はお互い様。色々な方々と「大変ですねー」と挨拶しながら、緑の中を歩くのは気持良い。また来るかどうかは微妙なところだけれど、頂上でビール飲んでお弁当食べてなんてやったら良いかもしれないなぁ。

▲帰り道にKANAYA BASEに立ち寄り、防波堤で海を眺めながらコンビニで買ったオニギリと、ノンアルコールビールを飲んで帰宅して、ささっと準備してから”わくい亭”。

6人で入り口を予約して、凄い勢いで、注文して飲むわ食べるわやってると、純子さんの「怖い位食べてる〜」の声。

あはは、愉快な時間。

変わった親が社会で産み出すものは何もない

▲タンゴにハマりこちらで教室に通っただけでは足りず、アルゼンチンへ3ヶ月タンゴしまくりの旅から帰国した友達と軽く近況報告。

アルゼンチンってどんな国？なんて話をしながら印象的だったのが、「貧しい国だし、不便な事が多いけれど心は豊かな国」「犯罪も多いけれど、人とのつながりが感じられたり幸せだと思う事も沢山あった」という話だった。

いつの頃からか、「与えられるから考えない国」と言われるようになった日本。

便利さの裏側にあるものを常に意識しておかないといけない。

▲久しぶりのルイジ。

近くのテーブルに座る家族連れと思わしき中でオシャレした若い女の子がお腹を抑えて苦痛の表情を浮かべ何度となく席を立つ。

その一度がかなり長い上に何度も行き来するもんだから、トイレには行列が出来る。

にも関わらず、「デザートは何がありますか？」と何食わぬ顔で聞いている。

▲ポケモンカードなるものの話を良く耳にするもんだから、どんなもんだか買い物ついでにイオンのゲームコーナーへ見に行ってきた。

赤ちゃんグッズ売り場を中心に、オモチャ、子供向け散髪屋と子供向け学習塾、そして託児所にファストフードコーナーがある一角にそれはあった。

カードゲームだけじゃなくパチンコやプリクラなど、結構な広さを占めていて、小学生や幼稚園生位の子供達で賑わっている。

いや、子供達だけでなく付き添いだと思った大人も一緒になって、場合によっては子供そっちのけで遊んでいる。

何なんだこの光景は。

親も大人も、イオンも一体何なんだ。

あまりに嬉しい手紙

地元市川の肉屋さんでは特注しなければならないだろう豚肉を買って、常温に戻してから油を丁寧に取り除きながら、じっくり焼き上げていく。

ソースは白ワインベースで。

先週の写真だけれど、あまりに美味かったので自分用アーカイブ。

◆定例化している大御所会。

もちろん、僕は大御所でも何でもないのだけれど、縁あって声をかけてもらってる。

そんな大御所会の日の朝は確実に強面大御所から電話が入る。

「今日はどうするんだ？」

「どうするって、行くって言ったじゃないですか。」

そんなやり取りから始まり、結局、早めに集合となって開始30分前には現地待ち合わせになる。

同じ方向なので帰りも一緒なんだけれど、何だか僕にとってはそんなやり取り、会話が最高に楽しい時間。

◆帰路、良いメールが続く。

その一つが、今度、関わる事になったという仕事の報告。お前も頑張れよっ！て話なんだけれど、僕にとってもちょっと恩恵が受けられるとっても良い話。良かった良かった。

さらに、帰宅してポストを覗くと、「結婚しました」の葉書。

その場で不思議と涙が溢れてくる。

そんな嬉しい二人には再来週逢える。

わくい亭の本

「本所のわくい亭」は以前本を出した事があるんだよ。

へぇ〜読んでみたいな。

 

発売されて3冊買った本は全て人にあげてしまって手元にはない。お店にならあるだろうと聞いてみたら、お店にも無いという。

さらに、蔦屋に聞いたら、既に絶版になっているとの答え。こりゃ、出版社に直接連絡するしかないかもしれない。。

本所わくい亭のお惣菜ふう酒の肴―お酒がすすむごはんもすすむ
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で、amazonで注文して何年かぶりの再会。

そうそう、1ページ目は白滝だったっけ、あー、皆、若いよー、お母さんも健在だったな。

僕にとって、この本は普通の料理本と違って、料理の匂い、味、さらに皆さんの声など五感で楽しむ事が出来る数少ない本。写真を見るだけで、色んな思いが浮かんでくる。

ちなみに、今の時期しか食べられない大好きなメニューが”岩もずく”と”山椒の白滝煮”だ。

白滝はもう食べられる時間もあまり無く、近々、「白滝を食べる会」を開催しようかと。

 

清里現代美術館で伊藤兄弟の話を聞こう

「年内には閉館？いや時期は分からない？」そんな噂が飛び交う清里現代美術館へ。

【芸術】国内屈指の前衛作品コレクションを持つ清里現代美術館、閉館へ…所蔵品海外流出も

僕世代で清里って聞くと、バブル期にテレビで見た華やかなイメージがあるんじゃないかって思う。

芸能人のお店、避暑地、ドライブデートで清里まで、、、今回、清里初上陸となる道中は、そんな光景を思い浮かべ多くの人々で賑わってるんだろうと思っていた。

しかし、駅を出て飛び込んできたのは、まさにバブル崩壊を表した様な閑散とした街。検索すると同じような写真が結構出てくる。

メインの通りに立つお店でやっているお店はほんの数軒。もちろん、店内に人はいないし、この街には不釣り合いな程に派手な作りの建物のほとんどはシャッターが降り「入居者募集」の看板がかかっている。

写真は夕方の写真だけれど、昼も夕方も景色は変わらない。

そんな駅から目的地までは徒歩10分程度。

閉館という言葉を聞いてワンサカ人がいるんじゃないかと思っていたのに、亀裂と雑草の道を歩き始める間、通り過ぎていく車も数える程。

到着して入り口入った途端、入り口にうず高く置かれた関連資料や本が飛び込んでくる。現代美術も何も分かっていない僕でさえ圧倒されるような雰囲気を感じながら、自然と館長と話になっていく。

何故、現代美術が必要なのか、分からないものを見るとはどういう事なのか？、どうして、訳の分からないものを見る必要があるのか、随分と長い時間その思いを話してくれた。

お願いもう一度聞かせてくれ！もっと話を聞かせてくれ！！

その話は動画にとってちゃんと残したいって思えるほど。

思わずメモを取り始める。

その内容は是非、現地で直接聞いてもらいたいって思うので詳しくは書かないけれど、現代美術に何の意見も無かった僕の中で何かスイッチが入った様な気がする。

本館の展示物も圧巻。

これだけの内容が、常設展。そんな場所は日本には無いのだそうだ。

そんなに滞在しないと思っていたのに、時間が過ぎるのも忘れる程じっくり見て、別館に移動。

そこでさらに圧倒される。

これは写真を見ても伝わらないだろうけれど、圧倒されるとか、そんな言葉で語れない様な部屋の中で、作品を収集した館長の弟さんとも随分と長い間話しをさせて頂いた。

もう手に入らないもの、作品よりも価値があるもの、もちろん手に入るものだってある。しかし、これだけのものを一箇所に集めて見られる事なんて、今後、国内では多分、いや、絶対に不可能だ。

山梨県では何もしないのだろうか？と思わずにはいられないと思ってふと保坂和志の本を思い出した。

その中で、山梨県は東京に隣接しているにも関わらず文化果てる様なところで図書カードが使える書店も全国屈指に少なく、山梨県出身の宗教人類学者、中沢新一さん曰く「僕の本が一番売れないのが山梨県」とあったけれど、もはや県ってより日本の問題なんじゃないかと思う。

 

テレビ、ニュース、本、映画、ゲームといったContentsや、生活に至る全ての事は与えられたものが多い。教育界の末席にいる僕だけれど、想像力欠如の問題提起はどんどん盛んになってきている。

98年にgoogleが世に出てきて、IBMのディープブルーがチェスで人間を負かしてから、ご飯を食べる、行き先、何をする、にしても周りからの情報を信じるようになった。

僕にとって現代美術を見る事は、自分を知る為だといえる。

この作品は何だろう？の答えを探そうとする自分の思考を客観的に見て、さらに考える。

しかし、もう日本の同じ場所でこれだけの作品、資料が見られる常設展も場所も機会もなくなる可能性は高い。しかも年内どころか、6月中って可能性もあるんだそうだ。

結局、この日館内で出会ったお客さんは2人だけ。現代美術に興味が無くても、絶対に行った方がいいし、多くの人たちにあの場所を知ってもらいたい。

・・・【日本から知識が流出していく／商業主義／人を育てない文化】・・・怒りのブレイクスルー―「青色発光ダイオード」を開発して見えてきたこと (集英社文庫) [文庫]